スタッフブログ
2025年11月5日 水曜日
患者様との会話から感じたこと。
こんにちは、関根です。
今日、患者様とお話している中で、心に残るエピソードがありました。
その方が、知り合いの鍼灸師と「胃炎」について話していた時のこと。
患者様はこう言いました。
「何度か胃炎になったことがあるけど、そのたびにちゃんと治ってます」
それに対して、鍼灸師の方はこう返したそうです。
「そもそも、その人となりをみないとダメ。胃炎になる背景を知ることが大事」
この言葉を聞いて、私も深くうなずきました。
鍼灸では、胃炎のような症状に対して、その場の不調を整える“対処療法”を行うこともあります。
でも、それだけでは根本的な改善にはつながらないことも。
症状が繰り返される背景には、生活習慣や心の状態、体質など、さまざまな要因が潜んでいます。
「なぜ病気になるのか」
その本質に向き合い、体全体のバランスを整えていく。
そんな鍼灸師でありたいと、改めて感じた一日でした。
では、また次回のブログで。
関根
