-施術家の道を志したきっかけは何ですか?
元々メディカルスポーツトレーナーを目指していました。スポーツが好きでしたのでプロスポーツ選手に帯同し身体のメンテナンスをする仕事を目標としていました。
幸いに早く願いが叶い全日本クロスカントリースキーや全日本冬季ユニバーシアードの海外遠征同行トレーナーをさせていただきました。その時、ショックを受けたのが、トレーナーの仕事として肩が痛い、腰が痛い、筋の疲労を回復させるのは当たり前、むしろ時差による不眠、寒さによる寒冷喘息、女性独自の生理痛や、PMS等内科系の症状が多く、そういった症状を施術する事によりグンとパフォーマンスが上がったのです。選手がどんどん戦績を残し『これだ』と確信しました。
要は、外科的施術より内科系施術なんです。
もやもやが晴れ、人間のパフォーマンスを上げるのは、東洋医学的に体質を変化させる事だと思い、こちらの道にのめり込んで行きました。
-施術家の仕事で感じている魅力はどんなところですか?
やはり、一番はお客さまの顔を見て対話しながら施術できることです。
直接喜んだ顔を見れる事に魅力を感じます。
-施術家としての特徴、強みはどんなところですか?
私の施術はダイエットや美容に特化しています。
ただ実は体質・体調の改善をし習慣化する事ですので、最終的には健康へ導きます。鍼灸によって健康回復や未病へのトータルサポートが特徴です。一度お痩せになった方は、身体に疲れや違和感があった場合、直ぐ施術に来てくれます。ホームドクターならぬホーム鍼灸師的な所も強みです。
-お客さまの施術をする際にどのようなことに配慮していますか?
お客さま主体で施術しています。当たり前ですが、こうしなさい、しておかなきゃダメだと言うスタンスではありません。お客さま一人ひとりが環境、体質、考え方が違いますのでその身体にあった施術を見つけ施して行きます。オーダーメイドですね。
-今後の龍虎道の展望を教えてください。
まずは、鍼灸を知ってもらいたいと思います。日本の全人口の4%しか鍼灸を受けた事が無いというデータがあります。もっと多くの人に受けてもらい鍼灸の良さを実感していただきたいです。鍼1本で、あらゆる症状を防ぎ、日本の医療費費削減につなげたいですね。
龍虎道の展望よりも、鍼灸界の未来とお客さまの生涯健康をサポートしていきたいです。